猫背のまま 虎になりたいから
2021年の記事からきた方あけましておめでとうございます
皆さんにとってこれは何度目の年明けでしょうか?なんと私は4回目です
現在時刻は1月2日19時22分
2021年を書き終えた後、お正月用に買っておいた伊達巻やかまぼこの残りをつまみながら日本酒をチビチビやってました
今日飲んだのは久保田の千寿です。王道だけどやっぱり美味しいよね
この記事から新しく読んだよって方始めましてNiwakaという者です。当記事は憧れをメインテーマに自分の艦これを振り返る記事になります。なんとこれは4記事目。多分そろそろ最終コーナー、記事の終わりには中山の直線が見えてくる頃でしょう(ウマ娘でしか競馬しらないけど)
2019年から1年ずつ振り返っていますのでよろしければ最初からお読みください
2021年の記事でも触れた通り、今回も登場人物とあらすじを最初にざっくり紹介。時系列も登場人物も把握完璧だよ!という貴方。そろそろNiwakaポイントカード新しいの作る必要あるんじゃないでしょうか?ちなみにポイント特典は私の提督経験値5000万です
~勝手にあれこれ書かれている登場人物~
・H提督
私が艦これというゲームにハマり始めた最初期に出会った提督。暁が大好きで縛り攻略を行ったりしている。記事内に登場する提督は全員尊敬し、憧れや感謝をしている方々ですがその中でも私が最も尊敬する提督。が、2021年末時点では本人にとって大きな目標が終わり燃えカスとなってる。ロリコン
・S提督
同じ宿毛湾に所属する提督。艦これの知識が豊富で私にとって先生のような存在。通常海域リレー大会へのお誘いをしてくれるなど今の私を形作った一人。ロリコン
・U提督
こちらも同じく宿毛湾所属の提督。誰が付けたか艦これ星人(他称)。イベント、ユーザー大会、戦果、艦これにまつわる全てに全力。レベリングに対するひたむきな姿勢は私に大きな影響を与えた。ロリコン
・Y提督
宿毛が誇る2代目国王。私自身は当時を知らないのだけど、宿毛湾には1期時代にも戦果1位を独占していた提督がいたらしく、その方が初代国王という事になっているらしい。表舞台から姿を消し、私の中で強烈な憧れを纏った幻影となる。多分ロリコン
・N提督
2019年の記事で軽く登場、2021年の記事で本格参戦をした縛り提督。艦これを常に楽しみ、他者へのリスペクトを誰よりも重んじている。自分が知り合った提督の中でも3本指に入る聖人。ロリコン
・A提督
2019年~2020年に上位継続を行っていた提督。20年10月に嫁艦背景を達成し、2021年以降暫くは2群メインにシフトしていたので戦果にまつわるエピソードでは2023年まで登場しません。しかし交流は続いていましたし、戦果歴という意味では数少ない同鯖の同期提督でした。ロリコン
・Lo提督
同じ宿毛湾に所属し、2021年2月戦果で6位になった復帰提督。彼が玉音放送で語った言葉は今年の物語に深く深く関わってくる。ロリコン
・R提督
同じ宿毛湾に所属し、とどろき杯で共に戦い優勝した提督。本人は第四回λ杯・第五回λ杯に引き続き三連覇。残念ながら2022年の記事で海域RTA走者としての一面は一切見られない。ロリコンじゃない
・K提督
ひょんな事から知り合い、2021年2月の聯合戦果を並走した提督。彼にとって2022年は破壊と再生の年になるがまだ知る由もない。ロリコン
・Y.Y.提督
宿毛湾3代目国王。21年2月戦果で彗星のごとく出現し、翌3月~12月全ての背景を獲得する。晩年の私の艦これを決定づける一人。ロリコン(ついでに多分おっぱい星人)
・Z提督
歴代最強と謳われる戦果マン。23年末現在ですら尚破られない歴代最高戦果保持者。Y.Y.提督と同様私の晩年に大きく影響を与える。ロリコンじゃない
~2021年あらすじ~
・20年2月、3度目の背景を獲得。この月の出会いが22年以降大きく影響することになる
・春先ウマ娘にハマる
・とどろき杯優勝。戦果は大Y.Y.時代。22年2月の背景バトルの挑戦状を叩きつける
2022年1月1日の経験値
王への挑戦状
2021年末、Y.Y.提督へ2月の背景バトルの意思表示をします
2月に向けて資材を貯め、戦果砲の装填などを進めながら1群戦果を走ります。バケツだけは間に合わなかったので3万円分買いました
そして迎える1月末。よーし砲打ちながら22時スタートダッシュを決めるぞ!
あれれ!?!?!?!?!?!?!?!?
迫真のボダ差3。2月用に既に準備していた3-2、3-4編成を使い泣きながら走ります。ま、まぁウォーミングアップだし???(ちなみに無事1群残れてました)
そんなこんなで始まった2月戦果
22時からスタートダッシュ放送を取ると、Y.Y.提督も顔を出します
Y.Y.「たいよろです。月初有休確保しました。冬のボーナス100万も用意してあります。頑張りましょう」
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何を隠そうY.Y.提督、昨年から続く11カ月背景。課金戦果で凌いでいたのです。(流石に平時は月数万程度だったらしい)
ま、まぁ取り敢えず走るべ…
初日はキッチリ500積みます。私は正直な所地力で上回れるとはあまり思っていませんでした。しかし、勝算はあります。それは砲の差です。Y.Y.提督は12月・1月の背景確保のために700~1000程度のQ砲を確実に打った形跡がありました。ここを突くしかない。このマージンを使って日々のDay戦果は誤魔化そう。Day平均20程度は負けても良い計算です
Day100前後における20の差と違い300や400を越えた素戦果における20負けを許容できるのはとても大きなアドバンテージです。その差をしっかりと守ろうと思いながら初日終了
Y.Y.提督のDay戦果は600を越えていました
1日20程度しか許容できないはずの素戦果マージンを初日だけで5日分削られた事になります。まだ、まだ慌てる状況じゃない。その後も300,200,500,(3日目だけはどうしても外せない用事があった)と自分なりに戦果を積み続けます
しかしY.Y.提督止まりません。怒涛の500~600連打。わずか5日で存在したマージンは全て消え去ります
私は私なりの覚悟を持って準備をしてきたつもりでした。装備を叩き、資材を貯め、普段ほぼ行わない資材課金までしました。バイトをしていましたし、微々たる物ではありますがフリーター時代の貯金もありました。とは言え所詮は学生、課金にも限度があります。どう考えてもこの時点で勝敗は決しました。実際ここで私の心は打ち砕かれ、Day戦果は失速をします。しかし、負けず嫌いな私は1週間すら持たずに敗北宣言をする事に耐えられませんでした。見苦しくも沈黙を続け、7日目に敗北宣言をします。私にとってこの敗北宣言は単純に2月戦果の敗北だけを意味するものではありません。この瞬間私は、王に憧れる存在である事を諦め、今まで薄々気付きつつも目を背けてきた事実、自分が才能もセンスも何も持たざるただの敗北者である事を受け入れたのです。そんな宣言でした
あっけなく敗北した私は期待外れだと罵られるものだと覚悟をしていました。しかしY.Y.提督は言います「立ち向かってくれてありがとう」と「あぁ…勝てない。」スッっと全てを受け入れました
21年前半、まだ恐らくY.Y.提督相手に背景を挑む人はいたのでしょう。しかし、後半戦聯合争いが燃える事はあれど背景争いが勃発した記憶はありません。だれもが勝てないと認めたのでしょう。次元は数段階落ちますが私自身経験があります。そう、21年春ウマ娘で独走をしたあの時です。あの後数カ月、後を追う人間はほぼ現れなかった。数人現れたものの同じサークルメンバー。ようは身内です。孤独は敵でした。Y.Y.提督も恐らく熱のこもった勝負がしたかったのだと思います。だからこそ思う。王の器でなかった事は認めるものの、せめてこの孤独の王の対戦相手でありたかった
ゲームにおいて強さ、上手さが全てでは無いというのが持論ですが、この時ばかりは自分の実力不足が不甲斐なかった
終戦をしてからは最低限の戦果を積み生活に。4位着地、Y.Y.提督前人未到12カ月連続背景です
王無き世界の背景論
継続背景をやめたものの戦果は稼ぎ続けるY.Y.提督。これ以降宿毛湾にはとある不文律が生まれます
「背景は5桁であれ」
Y.Y.提督本人の言葉を借りるのであれば「グラフ読み下手くそな上に心配性だから確実に入れる量稼いじゃうんだよね」との事。背景を継続した男です。グラフ読みが下手な訳がありません。しかし心配性・完璧主義という部分はあったのでしょう。背景から退いた後もDay280前後を刻み続けます。ただ単にそれ以上稼がない・Q砲は〆月に打つってだけ。つまり最低でもこのラインを越えないと背景はありません。最強の番人爆誕です
2月敗走をしたものの、3月砲は復活します。そういう事なら…と10000越えでの暁背景を狙います。なんか当時冬月イベントが開催されており、アイオワがめっちゃ掘れるとみんな狂喜乱舞でE3行ってましたが知らん知らん。アイオワ砲持ってても戦果も戦果時速も変わらないねんな
なんか談合の形跡が見え隠れしますが無事暁背景
ちなみにこの3月戦果。負けを認めたとはいえ数年来の憧れ、艦これへの原動力を失ったのです。流石にモチベが下がっていました。砲全ぶっぱで10000を越える程度しか稼いでいませんでした。そして月後半のある日爆睡をして午前3を叩きだします
Y.Y.「流石にそこまでやる気ないと背景貰っちゃうよ?」
ガチ目に怒られました。いやそりゃそうだよな。知り合いのよしみで譲ってもらってるというのに失礼なのは私の方です。本当にその説はすいませんでした
命を燃やせるせる杯
昨年秋に開催されたとどろき杯ですが、残念ながら大会としての盛り上がりに欠けていました。艦これをメインとした配信者の減少に加え大会告知から閉会式までの一連の流れがあまりにも内々で完結しすぎていたのです。λ杯を見ていた、知っていた層の半分くらいはとどろき杯の存在を知らないといった始末
時は4月末春の終わり、第二回開催の話も一向に出てこない中、新たに後継大会としてるせる杯の告知がされます。そこには副主催としてとどろき杯を共にしたR提督の名前がありました。彼は海域RTAが好きすぎるあまり、遂に開催をする側に回ったのです
戦果に対する情熱を失っていたものの艦これ自体は触りたい。何か戦果以外の目標を探そうかなと思いるせる杯に興味を示します
5月GW。流行していたコロナも一段落したので、数年ぶりに東京に遊びに行きます。H提督を始めとした普段の仲良しメンツと遊んだり、10年来の友人と会ったりと楽しんだのですが、その際S提督ともサシ飲みをすることに。お互いの近況などを話ている内に話題はるせる杯に。どうやら知り合いを集めてチームを組んでいるもののメンバー集めに難航している様子。後日「そのチーム入れてくれませんか?」勇気を出してお願いしてみるとOKの返事が
今までのチーム大会と違い今回はS提督以外の方とは初めましてでした。そして海域決めをしていく中「お前第一だけで良いのか?」と聞かれます「カット組めないしなぁ…」とモジモジしてると「第一と第七よろしく」と言われます
S提督含め他の走者がどのように感じているかは分かりませんが私にとって第七海域というのはとても重要な意味合いのある海域でした。何せアンカーです。前回のとどろき杯、1位で渡ってきたバトンをしっかりと落とさずゴールに届けるR提督の姿を見ていましたし自分自身第五回λ杯で第七海域を担当しました。当時の結果は決して良いものでは無かったですが、酸いも甘いも全てつまった最後のバトンです。知り合いと出たチームという事もあり感慨深かったのを覚えています。そんな最後のバトンをあのS提督から任せられた。私は大好きな戦果を捨て、ここから2カ月をるせる杯準備に捧げる決意をします。そうあの時見た背中を次は自分がやる番だと。それは今なのだと無駄に意気込んだのです
とはいえまだメンバー不足。あと一人は欲しい所。S提督から誰か知り合いおらん?と聞かれます。私なんかより人脈の広いS提督ですら難航しているのです。相当な人材不足でした。自分なりに考える中ふと1年前の2月を思い出します
「Lo提督どうです?放送環境既にありますし、こういった大会いつか出たいって興味示してましたよ」
S「ほーん声かけてみるか」
Lo「私なんかでよければ頑張ります」
こうして無事メンバーも揃いレベリング開始です
他にも細かいレベリングはありましたが大きな部分は2ヵ所
イントレピッドに約二カ月で900万、約一カ月で大和に500万
イベント中の対潜レベリングと521を死ぬ気で回して作った
資材は当然無いので毎日燃料3000円買って回してました
大和521まじでおすすめしない
この準備が終わるころ、私の艦娘経験値は遂に10億に到達しました。長年追い続けてきたU提督の陰に追いついたのです
ちなみにそのU提督ですがLv175の艦娘を100隻作ってました。という事で次の目標は175×100になりました
10億到達時の艦隊
4月3群、5月聯合、6月3群、7月1群
今回のチーム、各々のペースで頑張ろうねというコンセプトだったのですが、今思うと課金大和レベリングはちょっと威圧感あったかもしれません。第三海域担当はなんか対抗して釘買いながら装備叩いたりしてました
第四海域担当のLo提督も触発されて初参加とは思えないくらいめっちゃレベリング頑張ってた
結果、るせる杯優勝しました!わぁぁぁぁぁぁパチパチ
残念ながら今回も私個人の戦績はパッとしませんでしたが、チーム全体として安定した走りをし、見事勝ちました。2冠です ぶいぶい
この時、海域RTAとその準備の楽しさに脳が焼き切れてしまったLo提督。ここから海域RTAに狂ったようにのめり込みます(本人曰く決定的だったのは後述するほっぽ杯のタイミングらしい)
海域RTAで強い艦隊作りを最優先に動くようになり、本人曰く「お前のせいで艦これが壊れた」との事。個人的には本人の適性が高く、努力をしただけだと思ってますが何せここまで4万字近くをかけて他人の艦これに影響された話を書いているような男です。自分が誰かに少しでも影響を与えられるような存在だと言われる事は満更でもありませんでした
このLo提督、後に1-5RTAのレコードホルダーとなり、更には第四海域の区間記録を更新します。そして、この備忘録を書き始めた頃、2024年1月1日には2-5RTAを2年9か月ぶりに更新し2-5においてもレコードホルダーになりました
最早私の影響なんて一切ありません。彼がひたむきに努力し続けてきた結果が少しずつですが着実に表れてきています
ハミダシクリエイティブ
時はるせる杯前に遡り春。3月戦果をモチベが低下しつつも走る中、私はとあるノベルゲーを遊んでいました。その名も「ハミダシクリエイティブ」
日頃から定期的に戦果のお供としてノベルゲーを遊んでいるのですが、めちゃくちゃ作品の世界観やストーリーにハマってしまいます
何より、攻略ヒロインの中にめちゃくちゃ"癖"な女の子がいました。彼女の名前は常磐華乃
いやまじで可愛い
は?可愛すぎか?
いやいや可愛すぎだろ
うん…
結婚してくれ俺は赤味噌が好きだぞ華乃
ダイワスカーレットの項でも触れましたが、プライドや向上心が高く、ストイックでちょっと面倒くさいキャラクターが大好物です。そして、このゲームはノベルゲー。そんな癖な面倒くさい女の事と苦楽を共にし、恋愛関係になり、えっちしたりちゅっちゅしたりしちゃうわけです
最高か?????????????????????????????
と、いうことで所謂"俺の嫁"が数年ぶりに出来た訳です。電やダイワスカーレットはあくまでコンテンツ内で一番好きなキャラという立ち位置。それ以上ではありませんが彼女は別。Goddess
あ、ちなみにキャラをざっくり紹介するとプロイラストレーターとしても活動してるバリッバリのオタク(BLではなくノマカプ推し←ここ重要テスト出る)っていうキャラクターです
物語は主人公が、ひょんな事から学園の生徒会長を務めることになるものの、生徒会役員が誰もいない!主人公は当然そんな面倒な生徒会やりたくありません。しかし諸般の事情で登校日数が足りない妹、妃愛(ひよりと読みます)の出席状況を甘く見てくれるらしい。そんな取引の元しぶしぶ生徒会の仕事を引き受けます。折角だから他の役員も不登校気味の生徒に(登校免除をエサに)お願いしてみよう!
えっ!?!?可愛い女の子ばかり!?!?!しかも皆何かしらプロのお仕事をしてる!?!?
そんな内容です
常磐華乃さんもイラストレーターの仕事やなんやかんや色々な理由から不登校気味。餌につられて生徒会役員になりますがプロイラストレーターとして仕事を既にしている事、そして本人の性格から結構真面目ちゃん。そんな華乃がなんやかんやあって主人公を頼って次第に…という内容ですね
気になる人は買って確かめてみよう!新作発表記念セールで2024年1月21日まで各種サイトで半額セール中だぞ!!!
いきなり買うのはなぁ…ってそこのあなた!なんと共通ルートの大部分が遊べる体験版があるぞ!!!今すぐここからダウンローーーーード!!!!!
一番最初2019年のブログ冒頭でも触れましたが、私は言語化してあわよくば宣伝したいオタクです。調べて見るとハミダシクリエイティブ君、どうやらR-18シーン以外は放送して良いらしい。よし布教するぞ!!!!!!
突然布教枠を取り始める始末
ここまで読んで「これが艦これとどう関係するんだよ」と思ったそこのあなた。正解です。これこの時点では一切関係ないです。しかし何故かこのハミダシクリエイティブ今後"戦果増強ツール"として水面下でひっそりと話題になります
なんで??????
そうだね布教したからだね(にっこり
と、それはまた別の話なのですが実はこの放送R提督が見ていました。とどろき杯以降交流が増えていくにつれて新しい事実が発覚します。なんとR提督と私は好きなキャラクターの傾向が8割一致するのです。つまりどういう事かというと
R提督「可愛いなこいつ・・・」
魂で繋がった兄弟-ソウルメイト-爆誕です
世の中には同担拒否という言葉がありますが、私はどちらかというと知り合い同士なら全然好きを語りあいたい派。知らねえ奴が解釈違いしてたらちょっとは不快になる時もありますが、それはそれ。あくまで私が好きなキャラクター像・解釈を愛でます
ここから1年半事あるごとにこのハミダシクリエイティブというゲームが何故か私の艦これには付きまといます
9月 最後の背景挑戦
時は進み9月。るせる杯も無事終わり世間は2022初秋イベント「大規模反攻上陸!トーチ作戦!」で盛り上がっている中私はまたしても背景挑戦の準備をしていました
電、雷、暁と背景を獲得し、残るは響です。るせる杯を巡る一連の流れの中で艦これへのモチベーションを戻していた私はここで決めきる覚悟をしました
この時の具体的なムーブなどについては以前記事にしたので割愛しますが無事1位、響背景を獲得します
こうして私の悲願、第六駆逐隊背景は完成します
この月、提督経験値は2.6億に到達し寿命が1億をとうとう切ります。終わりを明確に意識し始め、もう戦果で思い残すことは無い。当時は本当にそう思っていました
それ所か、この頃から3.6億に到達したいという気持ちが出てきます。2019年記事の冒頭でも書いた通り、艦これにハマるまでの私にとってゲームはコンテンツやキャラを楽しむものであってやり込むものではありませんでした。つまり、私にとって本気でのめり込んで遊びこんでいるゲームは艦これが初めてという事になります。当然何かエンドコンテンツの証なんて取得した事がなく「戦果の終わり」に憧れを見出し始めます(流石にこれが少数派なのは理解してる)
更には開催されていたジャンバールイベント。W電旗艦で突破していたりします
H提督に並々ならぬ憧れを抱いている私としてはあまり軽率な気持ちで縛り攻略というものはやりたくありません。しかし、第六駆逐隊背景を達成した事(当時はまだ確定はしていませんでしたが)からこのタイミングで1度くらい挑戦しても良いかもなとやってみることに
突破動画も残してあるのでよかったら見てみてください
人に伝える艦これ
2月に敗北し、全てを受け入れてから暫くしてある感情を抱きます。
「あー艦これ言語化してー」
ここまで3年近く自分なりにがむしゃらに走ってきたつもりです。周りを見る余裕が一切ありませんでした。しかし、敗北を経験し、それでも艦これ辞めるなんて一切思えず自分は戦果が好きだなと、艦これが好きだなとつくづく思います。そして思い出すのは穴ダメコンや改修ソナーを教えてくれた大昔のランカー仲間、右も左もわからない私に丁寧に教えてくれたS提督の存在です
自分も何か言語化して形に残したい欲求に駆られます。特に戦果関連は情報共有があまり進んでいません。全員が全員秘匿しているという訳では当然無いと思うのですが、当時の私と同じく自分の戦果だけで手いっぱいなのでしょう。ブログ、動画といった誰でも調べられる状態でのデータがとても少なく、基本的には現役ランカーの配信や呟きから学ぶ形になります
5月に取り敢えず大昔に軽く書いてみたブルネイの記事を加筆修正して投稿してみると、ありがたい事に結構な数の反響が
暫くは特にこれといって書く内容も無く、自分自身忙しかったので何も動きはありませんでした。しかし、9月戦果も終わり、いよいよ本格的に人に自分の艦これを伝えたい欲が爆発します
別に持論が100%正しいとは思っていません。当然俺の真似をしろ!とか言いたいわけでもありません。ですが、一人の提督としての記録を残したい言語化しておきたいという欲と、自分が受けてきた恩返しを誰か一人にでもやりたいという思いがあり細々とブログを書いて行くことに
取り敢えず22年内には戦果の総合案内みたいな記事を書いてみました。ちょっと更新止まっちゃってますが、余裕が出来たら編成例などを細々変えていくつもり
その他にも更新が止まっていた聯合DBを引き継ぐ事にしました。以前、別の方が聯合統計DBという月々の聯合入賞者や各種記録をまとめたDBを管理されていたのですが、その方が引退。当初引き継ぎを表明していた方などもいましたが、紆余曲折を経て最終的に宙ぶらりんに。3年近い間のデータが闇に埋もれていました
私自身このDBに自分の名前や聯合回数が刻まれているのが嬉しかった側面があるので、更新再開を待っていましたが一向に再開されずにいるうちにY.Y.さんLさんの墓入りが近づきます。12カ月継続背景を含め、彼らの記録が闇に埋もれることがとても悔しく方々の伝手を頼ってデータを集めます。そして、新たな管理者として聯合DBを再開しました
ほっぽ杯開催
夏のるせる杯で海域RTA熱が高かった私は自分でも大会を開いて見ることにします
大雑把に言うと2日間開催、非同時出走形式の第三海域RTAです
大会の細かい概要や結果が気になる人はこちらから上記記事から確認してください
初めて開いた大会ですが31名もの方に参加していただきました。感謝
至らない点や反省点もありましたが全体的には成功したのかなと思います
ありがたい事に第二回を望む声も時々頂きます。23年はちょっと開催するタイミングが無くて開けなかったのですが24年内には開こうと思っています
破壊と再生のK
春以降めちゃくちゃ充実した艦隊これくしょんを送っている訳ですが、21年2月共に聯合を走ったK提督はと言うとバイクに乗ってゆるキャン△の映画を見て海で釣りを堪能し釣った魚を肴に酒を飲んでいました
というのもK提督は旗艦縛り攻略をしているのですが、5月に開催された「激闘!R方面作戦」(メリーランドイベ)は大和タッチを使わない甲攻略がとても難しく、旗艦縛りでの突破報告が数えられる程度という状況でした。K提督自身このイベントでは敗北をしており、これがキッカケでモチベーションがガタ落ちします
本来K提督はアウトドア趣味が多い人間です。艦これを一切触っていないわけでは無かったようですが休日は趣味の海釣りなどに頻繁に出かけていました
一緒に戦果を稼げないのは寂しいなと思いつつもSNSを通じたオタクの繋がりに別れは付き物です。定期的に楽しそうな姿が見られるだけ十分だろうと眺めてました
そんな事を思いながら過ごす事半年、丁度聯合DBの引継ぎの話がまとまった頃にK提督がフラッと放送に遊びに来ます。きっかけはTwitter上で当時発売されたハミダシクリエイティブ凸(続編です)に狂喜乱舞していた私を見た事でした。金髪ちゃん(妃愛)可愛いのでは…?とかぬかすのですかさずダイマ。購入させることに成功します
そんな折久々に放送に遊びに来てくれたK提督。艦これから距離を置いた彼が遊びに来てくれた事が嬉しいと共に、やっぱ一緒に艦これ遊びたいなぁと思います。そこでダメ元で煽ってみることに
「俺聯合DBっての引き継いだんだけどよぉ~お前の歴代記録抜かれてるんだわ。しかもキッチリY砲分。ええんか?砲の差で記録抜かれたままでええんか?????」
念のため注釈を入れますが、当時の歴代記録更新者を貶める意図は一切ありません。ただ単に彼の悔しさをくすぐってみたのです。
K「悔しいよ!!!!!」
Niwaka「じゃあ、やろっか。俺がキッチリ記録してやる」
こうして海の上は海の上でもキス島沖へと突然引き込まれたK提督。彼の鯖歴代更新に向けた戦いが突然始まります。翌年6月彼は見事記録を奪還するのですがそれはまた来年のお話
ここから彼の血のにじむようなレベリングと試走聯合が始まります
まぁ要約すると、自分の戦果に満足したので他人の戦果で楽しみ始めた最低な男と哀れ焚きつけられた男の艦これ第二章です
※注意 ここからH提督の話題になりますが残念ながら今回はくそデカ感情オタク要素薄めです
艦これが止まった男
メリーランドイベントで敗北した知り合いはK提督だけではありませんでした。H提督もまたあのイベントで敗北していました。当時彼は、1年以内に自分の集大成となるような縛り攻略を遂行できた場合そのまま引退を仄めかすような呟きを残しています。
私個人の意見としては、時には縛り攻略が太刀打ちできないようなイベントがくるのも仕方が無いのかなと思っていますがあくまで私の感想。K提督・H提督に限らずモチベを削がれてしまった人がいるのもまた艦これだなという感じがします
時は進み10月上旬。とても悲しいニュースが駆け巡りました。そう睦月型などのイラストを担当されていた草田草太先生の訃報です。私自身とても悲しく、辛かったですが私なんかよりよっぽど辛いであろう男がいました。そうH提督です。(大小を比べる類のものでは無いのは重々承知していますが、私にはここで適切な表現が思い浮かびませんでした。ご容赦願います)
暁嫁のH提督ですが、草田艦がとても大好きな男でもあります。この訃報の数日前にも草田艦を連れた輸送連合でイベントを突破したばかりでした。彼の気持ちの程は計り知れないし、軽々しく言葉に出来るものでは無いのでしょう。暫く彼はインターネットからも姿を消していました
それから暫く経った後、彼は生存報告も兼ねた放送を取ります。そこで彼はぽつぽつと語ります。彼の語った言葉の多くは、いくら言語化が大好きなオタクだとしても他人が安々と書き記して良いもので無いと理解しています。さらに言えば私はH提督オタクです。好きなキャラなどは気軽に喋るものの普段そういった自分の美学・誇りを口にしたがらないのを少しは知っているつもりです。そんな彼が敢えて言語化したのは彼なりの思いがあっての事でしょう。
なので、ここでは大部分を書き残すことをしませんが彼がポツリと呟いた一言だけ記そうと思います
「みんなこれからどんどん艦隊強くなると思うけどさ、一人くらい止まってるやつがいても良いんじゃないかな」
きっと彼は呪われてしまった。しかし、それはきっと彼が彼である為に必要な呪いなのだと思います。私は彼が見せてくれる世界を最後まで応援するだけでしょう。
余談ですがこの年の夏、私はH提督のオタクをしすぎた結果夏のセールで彼が買ったエロゲと同人誌をほぼノーヒントで当ててしまいます。彼からはもう一生使えなくなったと怒られました。流石にすまんと思ってる
第二回るせる杯
時は12月。第二回るせる杯の告知が始まります。第一回るせる杯やほっぽ杯を経験して海域RTAの競技人口を増やしたいと考え始めた自分は、初参加者を誘ってのチームを作ろうと思い至ります。知り合いを中心に声をかけ5人までは集まりました。そんな折S提督が寄せ集めチームで参加しようか悩んでいるという話を聞きます
寄せ集めチームを否定したい訳ではありませんが(むしろ良いシステムだと思う)、あれは本当に初めて参加したいけど知り合いもいないという人の為のシステムです。初対面同士では編成談義にも限界があります。S提督と共に戦ってきた自分からすると彼にはチームとして話し合いをしながら出てほしい。そんな気持ちがありました
結果、100%完全に自分のエゴだけで彼をチームに引き入れます。こうして出来た第二回るせる杯チーム。またもや鬼のようなレベリングをしますがそれはまた2023年の記事で語っていこうと思います
いかがでしたでしょうか?(クソブログ並感)
現在1月2日23時50分。またしても振り返るのに5時間近い時間をかけてしまいました
なんなら文字数も12000文字!すごいね!
ために貯め込んだ感情が爆発、戦果以外にも目を向けた新しい1年だったと思います
さて、遂に特別備忘録も残すところあと1年。墓入りまであと10か月です
憧れに焼かれた提督が最後どのように墓に入るのか。よろしければもう1記事ほどお付き合いください
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