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【艦これ】3-4戦果稼ぎについて【高速+ルート編】

※この記事は2024年10月15日時点での周回論となります

 

 

はじめに

多くの場合、戦果周回のメインとなる海域はブルネイ(7-1)やキス島(3-2)です。戦果は一か月間という長期戦ですし、人によっては何か月も継続して行うため消費資材が軽く戦果効率が良いこれらの海域が常用されます。

 

しかし、月末の追い込み等で瞬間的な時速が求められる場合3-4は最有力候補となります。また、追い込みでなくても普段の北方ウィークリー任務消化を兼ねて戦果稼ぎを行う場合、3-4は魅力的な海域です。

 

今回はそんな3-4での戦果稼ぎ編成の紹介記事となりますが、7-1や3-2と違い3-4では中央ルート(疑似空6)・高速+ルート・下ルート(水雷)と3つの編成パターンが存在します。今回はその中の一つ、高速+ルートについてとなります。

 

3-4の編成パターンそれぞれにメリット・デメリットが存在しますが、総じてどのルートを採用しても資材消費がとても重い点には注意が必要です。常用する事は資材が35万あったとしても難しい海域ですので、資材状況や稼働可能時間を確認しながら用法・容量を守って周回することを強くオススメします。

 

 

niwaka-13jc.net

中央ルートの記事

 

 

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下ルートの記事

 

 

高速+ルートとは?

通るルートはA-C-F-J-P(水上-水上-渦潮-何もなかった-ボス)の全3戦となっており、使用編成は正規空母2軽空母1軽巡1駆逐2の高速+統一です。全マスS勝利時の獲得戦果は2.54となっておりこれは7-1の約1.7倍、3-2の約1.9倍と破格の戦果量です。

 

戦闘数が多いので単純に1.7倍や1.9倍といった戦果を獲得できる訳ではありません。また高速+編成のみで周回を行うのは装備面・消費資材面それぞれから難しく他海域(主に3-2)に混ぜる形が主流です。しかし、時速換算で35以上にもなる戦果効率と中央ルートに比べ軽い資材消費から多くの戦果ユーザーに愛用されてきました。

 

メリット

・戦果時速35以上と高効率

・中央ルートに比べ資材消費が軽い

駆逐艦の牧場・レベリングが若干可能

 

デメリット

・特定の艦・装備で固定されがち

・高速+にするための缶・タービンが3-2と競合する

 

 

編成例

細かな調整案はありますが原則この形になります。

F4U-7やAU-1、超長スパナといった装備を使わない編成案も後述しますので「持ってない!」といった方もお付き合い頂けますと幸いです。

 

使用艦娘や装備について

各艦種や装備について、優先したい部分などをそれぞれ解説していきます

 

正規空母

高速+にする為にスロットを割く関係で5スロ空母である赤城改二・加賀改二の2強です。余程特別な事情が無い限りこの2隻を使ってください。

 

新型缶☆7以上で高速+に出来る瑞鶴・翔鶴・大鳳あたりが一応は次点の選択肢。

 

軽空母

新型缶☆7以上で高速+に出来る鈴谷航改二・熊野航改二の2強です。軽空母はどうしても砲火力が足りなくなりがちでしたが、F4U-7・AU-1・スパナと装備させる事で大幅に砲火力を底上げできるように。

 

持っていない場合などは瑞鳳改二・龍鳳改二が次点の選択肢。

 

初期環境では同航戦が精一杯、反航戦では圧倒的に火力が足りずカウンター大破の原因になったり戦闘が長引く事による時速低下を招いていた。

 

数々のアップデートにより反航戦でも十分戦えるように

 

軽巡

空母との射程被りは致命的です。矢矧など射程中軽巡を用いた編成も考察されていますが、本記事では短射程軽巡の採用を前提にしています。

 

低速艦ではありますがスロット数の観点から夕張改二特の1強です。夕張を使ってください。

 

駆逐

高速+にさえ出来れば比較的誰でも良いです。効率的周回を考えるのであれば装甲が固く4スロットある初月改二、新型缶☆7以上で高速+に出来る天津風改二が優秀。

 

射程被りを避けたいので素の射程が中であるТашкент・Mogadorの採用は厳禁

 

電探かダメコンを妥協する形で増設の空いていない牧場駆逐を入れる事も可能。

 

艦攻

持っている攻撃機の中で雷装値が高いものから順に配備していくのが基本ですが、対空3艦攻である流星改(一航戦/熟練)・流星改(熟練)から合計3機採用してください。3機採用する事で全マス制空権確保が可能です。

 

中央ルートに比べ持ち込める攻撃機の数が圧倒的に少なく、1スロット当たりの装備性能が戦績に大きく影響をします。流星改(熟練)以外の艦攻は雷装14以上で揃えられるようにしたいです。

 

艦爆

F4U-7・AU-1を採用する事で制空値を稼ぎながら軽空母の砲火力を底上げする事が可能です。F4U-7が無い場合などは零式艦戦64型(熟練爆戦)が時点の候補。

 

彩雲

T不利を引いてしまうと、敵戦艦や空母からの砲撃で大破するリスクが上がるだけでなく戦闘が長引く事による時速低下も目立ちます。ですので、採用するのが無難です。

 

一見すると軽空母の3スロット目に装備させるのは無駄が多いように感じますが、後述するcond維持の観点から軽空母に載せる形にしています。

 

電探

渦潮マスを経由する為軽巡・駆逐に装備します。渦潮軽減が最大の目的なので、質の良い電探は3-2編成などに回して余ったものを使う形で問題ありませんが射程中電探を使わないように気を付けましょう。

 

メコン

北方ウィークリー消化やレベリング程度であれば積まなくても周回出来ます。しかし、戦果稼ぎとして重点的に3-4を採用する状況というのは消費資材は度外視で短時間で多くの戦果が欲しい状況が殆どです。そういった状況ではダメコンを推奨します。

 

実践上、駆逐艦にダメコンを装備させた場合の撤退率は5%程ですが、ダメコンを採用しない場合倍程度になってしまいます。また、メコンを採用する事で駆逐艦は大破バケツ運用が可能になるのも大きなメリットです。

 

夕張にもダメコンを採用する事で撤退率は更に改善しますが、時速を低下させてしまう為一長一短です。時速低下の原因については次の甲標的・魚雷の項で解説をします。

 

甲標的・魚雷

夕張の装備構成ですが、私が実践運用をした経験上甲標的・ダメコンとするより甲標的・魚雷とした方が時速が良い傾向にあります。これは、先制雷撃のダメージと命中が関係しています。

 

上記画像のように甲標的一本の先制雷撃は道中の同航戦ヌ級すら落としきれない火力です。またロ後期やボスで出てくるハ後期に対して雷撃命中も若干足りません。

 

雷撃命中に関してはレベルや電探の質である程度向上させる事が出来ますが火力はそうもいきません。折角先制雷撃を打っても倒せない・当たらないとなっては演出分時間をロスしているだけです。

 

魚雷を1本装備させる事で雷撃火力・命中を改善させ全体的な時速向上を図るといった形です。

 

装備させる魚雷ですが、雷撃意識で6連装や5連装・装甲+1目当てでの4連装後期といった選択肢があります。明らかな体感差が出るものでは無いので手持ちや運用状況に合わせた選択で問題ないでしょう。

 

補強増設

高速+にする関係上あける事を強く推奨します。

 

 

キラ管理について

撤退率を下げる為にも空母3隻はキラ状態を維持させたいですが、この編成の特徴として「キラローテをする回数が少ない」というものがあります。

 

中央ルートでは旗艦をローテさせてcond維持を行いましたが、この編成ではローテをせずともcond管理がある程度可能になっています。それは空母の装備配分です。

 

開幕航空戦で敵を殲滅しやすい道中2戦は艦攻を4機積んだ赤城・加賀がMVPを高確率で獲得します。旗艦はcond値が維持されやすいため、随伴の2隻がMVPを取る確率が高い事でキラローテの回数が減っているという原理です。

 

とは言え、たまには軽空母もMVPを取らなければいけません。しかしそれもボスマスで解決します。2巡目の砲撃戦までもつれ込みやすいボス戦では初手で動く事も相まって軽空母がある程度の確率でMVPを取るのです。よって道中で随伴、ボスで時々軽空母がMVPを取る形になりキラローテの要求回数が減る事になります

 

MVPが偏ることはままあるので、そういった時にだけ旗艦を交代すれば大丈夫です。全体としてキラを維持しつつ脆い軽空母を旗艦で守れる出撃が増える為メリット尽くしと言えます。

 

 

F4U-7等を使用しない例

ここまで一つの固定編成を軸に解説を行ってきましたが、高速+ルートで最もネックになるのがF4U-7・AU-1・超長スパナの存在です。これらは22年初秋イベントを経験していないと持っていない装備群です。AU-1は2度ほど戦果報酬で配布されましたがそれでも「持っていない!」という方も多いと思います。

 

持ってない人を切り捨てるのは簡単ですが、22年以前は使わずに周回をしていた訳ですし不可能という訳では決してありません。そこで、以前使っていた編成をベースに編成例を考えてみました。昔使っていたものをベースにはしているものの、現環境で実践をしたことが無い点ご了承ください。もし、「使っている・使ってみた」といった方がいらっしゃいましたら所感や改善点教えて頂けると大変ありがたいです

 

零式艦戦64型(熟練爆戦)・岩井爆戦採用編成


シンプルにF4U-7等を恒常装備に置き換えた例。

 

軽空母のMVP率が下がる関係で軽空母が無キラ状態で出撃する可能性が高くなりそう。しかし、1戦目でS勝利をすれば2戦目以降はキラ状態になるのでそこまで問題では無いはず。

 

爆戦が無改修の場合、画像の装備構成では制空値が足りません。各種サイトなどを使い手持ちの装備で制空値が足りるか、改修値がどのくらい必要か確認をしてください。

 

軽空鈴谷・熊野不採用編成

軽空母の鈴谷・熊野を持っていない場合の編成案。

龍鳳の場合2スロットでは砲火力が足りない為、龍鳳には艦攻を3つ積み赤城と加賀の4スロット目に彩雲と艦戦を1つずつ積む形に。

 

MVPが分散してしまうのでキラローテ頻度が増えてしまうのが難点。

 

 

同時に周回する海域について

一番最初に3-4高速+編成のみで周回をする事は装備面・消費資材面それぞれから難しいとしましたが、注意点としてブルネイ周回(7-1)と3-4高速+を混ぜる事は非推奨という話があります。

 

絶対にダメという訳ではありませんが、資材効率の観点から考えた際にブルネイ周回と混ぜる行為は消費に対して時速向上の効果が薄いのです。イメージとしては3-2周回の疲労抜きに1-5に行く事を想像してみると分かりやすいかもしれません。バケツを使いながら折角3-2で戦果を稼いでいるのに1-5に行くくらいなら7-1を回った方が良いと思ったはずです。

 

ですので北方ウィークリー消化等ではなく、戦果稼ぎとして多用する時には3-2編成に混ぜるようにしましょう。3-2編成が4編成あれば最低限回れますが撤退した場合などには疲労回復が間に合わない可能性が高いです。なので、可能であれば3-2を5編成用意したいです。逆に、3-2周回をメインに撤退がかさんだ時の疲労抜きとして3-4高速+を採用するといった形も良いですね。

 

 

 

終わりに

以上が3-4高速+ルートの概要となります。私自身とてもお世話になった編成ですが消費資材が本当に重く、出来る事なら使わないで一か月を過ごしたいなと思いながら用意していました。しかしだからこそ、用意しておくと光る編成でもあったのかなと思います。

 

ここ1年程で急速に下ルートが開拓されていますが、未だに「3-4の戦果編成と言えば高速+!」といった空気があります。しかし、記事内でも触れた通り要求される艦や装備が多く最初から手を出すのは難しい側面もあります。そういった場合は恥ずかしがらずまずは中央ルートで育成をしながら着実にステップアップをして欲しいと私は思っています。

 

次回は下ルートに関する記事を書いていく予定です。是非そちらも公開されたら読んでみてください。書きました

 

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